美術館のコレクションは、1点1点が、国や地域、時代を語るうえでかかせない存在です。
2018年4月から新たに、一つの作品に注目したコーナー展示を始めます。
コレクションの多くは、特別展や国際展に出品する際に、詳しく調査や研究されてきましたが、継続する調査により新たな事実や分析が加わることもあります。
本コーナーでは、普段のコレクション展の中では語りつくすことのできない、作者の意図や制作背景について、パネルや参考資料を交えながらより深く迫っていきたいと思います。
「観る」作品から「読み解く」作品へ、新たなコレクション体験をお楽しみください。
【①期 4/19~7/10】
グエン・クアン(ベトナム)
≪海の印象≫1993年
【②期 7/12~10/2】
山城知佳子(日本)
≪あなたの声は私の喉を通った≫2009年
【③期 9/20~12/25】
A.H.マハヴァル(パキスタン)「切望」1966年、福岡アジア美術館所蔵
【④期 1/2~3/26】
グレゴリウス・シダルタ・スギジョ(インドネシア)「泣く女神」1977年、福岡アジア美術館所蔵