北九州市立美術館-本館-コレクション展Ⅲ 特集 この素晴らしき彫刻の世界

 
 
 

絵画と彫刻はどちらが優れている?

 
 

ルネサンス期のヨーロッパでは、絵画と彫刻のどちらが芸術性が高いかという議論が盛んにくりひろげられ、彫刻家として活躍したミケランジェロや、数多くの素描を残したレオナルド・ダ・ヴィンチといった芸術家たちも参加したことが知られています。

 

のちの時代まで、その決着はついていませんが、彫刻作品には、三次元的な造形ゆえの「もの」としての存在感や、観る角度によって変わる表情、あるいは手で触れて鑑賞することができるといった、絵画とは違った魅力があることは確かでしょう。

 
 

北九州市立美術館には、興味深い彫刻作品が収蔵され、美術館を特徴づける重要な役割を果たしています。

 

このコレクション展では、近代彫刻の父といわれるロダンから現代彫刻までの彫刻作品を中心に、オブジェ、レリーフなどもあわせて、立体的な造形物の魅力に迫ります。

 
 
 

◆ 関連イベント
 
○ 学芸員によるスライドトーク
 
11月16日(土) 14時~(開場13時)
場所 / 北九州市立美術館 本館 B1F 講堂
参加料/ 参加費無料 ※先着80名。
申込み/ 事前申込不要