平成25年度文化庁文化芸術の海外発信拠点形成事業
 
福岡アジア美術館では、アジアの各国・地域からアーティストを招聘し、滞在制作やワークショップなどをとおして様々な美術交流をおこなう「レジデンス・プログラム」を実施していています。
本年度第Ⅱ期のレジデンス・プログラムは、インドからサミール・タウドと、モンゴルからバーサンジャブ・チョジリアブの二人のアーティストが、9月から福岡に滞在し、作品制作とともに様々な活動を行いました。
本展では、滞在制作作品の展示と、トークやワークショップなど二人が行なった活動の成果を紹介します。ぜひご覧ください。

 
 

◎サミール・タウド(インド)
 Sameer Tawde(India)
1978年生まれ、ムンバイ在住。文化や歴史、民俗などについて調査し、映像や写真作品を制作するアーティスト。ムンバイで上演されている機械人形による神話劇を収めた写真集などを制作。福岡では、カラクリ人形について調査し、写真作品の制作を行なった。
(滞在期間:9月11日~11月19日)

 
 

◎バーサンジャブ・チョジリアブ(モンゴル)
 Baasanjav Choijiljav(Mongolia)
1977年生まれ、ウランバートル在住。モンゴル画の第一人者として活躍中のアーティスト。政治など現代社会をモチーフにした風刺画的な作品を描く。福岡でも伝統的なモンゴル画の技法を用いて、人々の生活や行動をテーマに作品制作やワークショップを行なった。
(滞在期間:9月11日~11月19日)