尾崎 千夏「彩光」

尾崎 千夏「彩光」

自由自在に姿を変える、
彷徨って、飛ぶ。
そこから すぐに いなくなる
ものたち。

白く光っては言いました

「。、~… 、」

透明に光っては消えました

あっ、という間のできごとで
反射していた事だけ覚えています。

私は光にはなれないから
どこか憧れているのかもしれない、
瞬間瞬間の そのすがたを
掴まえたい。

わたしにしかみえていない
ひかりたちを
はやくみつけてあげたい
そうおもって、
きょうも
わたしは
ひかりをあつめている。