漫画家として出発し、現在に至るまで多方面で活躍している蛭子能収(えびすよしかず) の世界を約 200 点の作品からたどります。
本展は、長崎歴史文化博物館を皮切りに、渋谷パルコや天城ミュージアム(静岡県)、湯 前まんが美術館(熊本県)などで巡回してきた展覧会です。
蛭子は 1973 年に『月刊漫画ガロ』で漫画家デビューした後、タレントや俳優、監督などとしても幅広く活動してきました。
漫画家としての蛭子はデッサン・色彩ともにアンバランスながらも強烈な印象を残す「ヘタウマ」な作風で高く評価されています。
この展示では、蛭子のデビュー当時からの作品を紹介することで、絵画の巧拙を越える漫画のプリミティブな魅力、面白さを伝えます。
さらに、学生時代に描いた絵や近年手がけたイラスト、立体造作などから新しい「えびすワールド」を体験してください。
◎蛭子能収プロフィール◎
1947 年生まれ、長崎県出身。長崎商業高校卒業後に地元の看板店に就職する。チリ紙交換 など様々な職業を経ながら、1973 年『月刊漫画ガロ』に「パチンコ」で漫画家デビューする。
1980 年代から劇団「東京乾電池」に参加。タレントとしての活動のほか、エッセイストと しても多数の著作がある。 近刊に『ヘタウマな愛』(新潮社)、『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社)、漫画作品を集 めた『パチンコ 蛭子能収初期漫画傑作選』(KADOKAWA)『復活版 地獄に堕ちた教師ども』 (青林工藝舎)などがある。
【特別企画】
「蛭子さんの似顔絵サイン会」を開催します。
詳細はこちら → http://www.ktqmm.jp/event_info/8742