270年に及ぶ安定を謳(うた)った江戸時代は、日本の美術が最も多面的に展開し、独創に富んだ絵画がつくりだされた時代でもありました。
安土桃山時代の遺風を伝える障屏画(しょうへいが)や、長崎を通じてもたらされた外来の文化に刺激を受けた斬新な絵画など、その豊かで多彩な表現世界は、今なお我々を魅了してやみません。
本展では、17世紀から19世紀の絵画を中心に、当館がこれまで収集してきた作品をご紹介します。
近世絵画に映し出された瑞々しい好奇心と、生き生きとした描写をお楽しみください。
前期は「屏風絵の世界」、後期は「外国との交流文化」をテーマに展示作品を入れ替えます。
ぜひ二度、足をお運びください。
□ 前期 2月25日(火)~4月 6日(日):「屏風絵の世界」
□ 後期 4月 8日(火)~5月18日(日):「外国との文化交流」
□ 関連イベント
ミュージアムトーク
日時: 平成26年 3月11日(火)、18日(火)、4月15日(火)、22日(火)
15時 ~ 15時30分
会場: 九州国立博物館 関連第11室
聴講料: 無料(ただし文化交流展の観覧料は必要)