kmma-annex-画狂老人@北斎-DM表

 
 
 

kmma-annex-画狂老人@北斎-DM裏

 
 
 

北九州市立美術館 分館 | 画狂老人@北斎 シルバー人材センターでくすぶっていた老マンガ家がフランスで火がつき「21世紀の北斎」と呼ばれ世界から賞賛されるようになった理由について。

 
 
 

美術館で演劇×アート!? 注目のコラボ公演再び!!

 
 

江戸時代、天才絵師として齢90まで生き抜いた葛飾北斎。

 

酒も煙草もやらず画業一筋の人生を送り、晩年は自らを「画狂老人」と称しました。

 
 

北九州芸術劇場と北九州市立美術館によるコラボ公演第3弾は、現代に生きる老マンガ家の物語。

 

北斎を心の師匠と仰ぐ彼は、ヒットに恵まれないまま地道に創作を続けていましたが、あるときを境に世界の賞賛を浴びる人気作家となります。

 

老いてもなお衰えない制作意欲、その一方で押し寄せる病の影。老マンガ家の生き様を通じて、北斎の偉業と世界へ及ぼした影響に迫ります。

 
 

会場では北斎の代表作のひとつ《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》をはじめ、美術館が所蔵する複数の浮世絵を特別展示し、観劇のあとには学芸員による作品解説を行います。

 
 

美術をテーマにした演劇と実際の作品を同時に鑑賞することにより、ひとりの絵師とその作品をじっくりと味わうことのできる特別な時間を提供します。

 

劇場と美術館とのコラボ公演ならではの特別企画をお楽しみください。

 
 
 

葛飾北斎(Katsushika Hokusai, 1760-1849)
浮世絵師。
役者絵の第一人者勝川春章に入門し、19歳の時に勝川春朗の名で浮世絵界にデビューする。
のちに勝川派を離れ、俵屋宗理、戴斗、為一、画狂老人卍など改号を繰り返す。
伝統的画派や西洋画法などの諸派を学び、影響をうけながら画風を確立していく。
70年にわたる長い画業の中で、肉筆画、読本挿絵、絵手本集など幅広い分野を手がけ新しい表現を追求し続けた。
没後、ヨーロッパに渡った北斎の作品は、モネやドガ、セザンヌ、ゴッホ、ロートレックら芸術表現の革新を目指す画家たちに多大な影響を与えた。

 
 
 

作・演出: 泊篤志(飛ぶ劇場)
出演: 木村健二(飛ぶ劇場)、立石義江、葉山太司(飛ぶ劇場)、宮村耳々、渡辺明男(バカボンド座)
解説: 北九州市立美術館学芸員