北九州市立美術館 本館 | 奇想の浮世絵師 歌川国芳〜魅惑の演出スペクタル

 

歌川国芳(1798-1861)は、幕末期に活躍した浮世絵師です。北斎や広重に代表される数多くの浮世絵師のなかでも、斬新な構図と機知に富んだ発想力はひときわ異彩を放ち、「奇想の絵師」として知られています。国芳が活躍した時代は、天保の改革による網紀粛正から庶民の生活に多くの制約が課せられ、綿絵もたびたび発売禁止や絶版となっていました。国芳は、規制をくぐり抜けるようにさまざまな画題に取り組み、痛快でエネルギーに溢れる作品を次々と提供し、人々の注目と共感を得ました。その国芳の飽くなき好奇心と近代的感覚による魅力的な演出の数々は、今でも私たちの目を楽しませてくれます。
本展では、国芳の出世作である「水滸伝」シリーズをはじめ、三枚続きの大胆な構図による妖怪退治や歴史画、身近な動物を義擬人化して世相を風刺した戯画のほか、役者絵、美人画、洋風の風景画、貴重な肉筆画など約150点を通して、さまざまな新機軸を打ち出した国芳の魅力をご紹介します。

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イベント名:奇想の浮世絵師 歌川国芳〜魅惑の演出スペクタル

開催場所:北九州市立美術館

開催地住所:福岡県北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21-1(地図はこちら)

開催日:2021年1月5日(火)〜2月28日(日)

お問い合わせ:TEL:093-882-7777(プラスフクオカを見たとお伝え下さい)

利用時間:9:30~17:30(最終日:17:00迄)

お休み:月曜日(ただし9月21日(月)、9月22日(火)は開館し、9月23日(水)が休館)

料金:前売り券の発売は12月上旬から行います
一般:1,200(1,000)円、高大生:800(600)円、小中生:600(400)円
※( )は20名以上の団体料金。
※北九州市、下関市、福岡市、熊本市、鹿児島市にお住まいで、65歳以上の方は、公的機関が発行した証明書を提示で観覧料90円。
※障害者手帳を提示の方は無料。

公式WEB:http://kmma.jp/honkan/
※最新情報は公式サイトをごらんください。