北九州市立美術館 本館 | ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ

うジャンルが成立したのは、19世紀初期のことです。チューブ入り絵具の発明や鉄道の発達に後押しされ、アトリエから出た画家たちは戸外での制作に励み、それまで歴史や神話を描く背景に過ぎなかった自然の風景を主役としました。とりわけ、パリ南東に位置するバルビゾン村は、コローやドービニーら多くの画家が集い、風景制作において重要な場所となりました。コローはアトリエ内で作品を仕上げていましたが、現場でとらえた自然の風景を、自身の感動とともに詩的に描いています。コローと同じく戸外制作の先駆者ブータンは、ノルマンディーの沿岸風景などを描くなかで自然の光を追求します。そして、モネ、ルノワールやピサロら印象派の画家たちは、鮮やかな色彩と軽やかな筆致で光を表現し、風景画はさらなる発展を遂げました。

本展は、風景画が生まれ、コローやブータンらを経て印象派へと至る流れを概観します。ランス美術館が誇る珠玉の名品でたどる風景画の歴史をご堪能ください。

イベント名:ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ

開催場所:北九州市立美術館

開催地住所:福岡県北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21-1(地図はこちら)

開催日:2020-07-25(土) ~ 2020-09-06(日)

お問い合わせ:TEL:093-882-7777(プラスフクオカを見たとお伝え下さい)

利用時間:9:30~17:30(最終日:17:00迄)

お休み:月曜休廊※ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館

料金:一般:1400(1200)円、高大生:1000(800)円、小中生:600(400)円
※( )は20名以上の団体料金。
※北九州市、下関市、福岡市、熊本市、鹿児島市にお住まいで、65歳以上の方は、公的機関が発行した証明書を提示で観覧料90円。
※障害者手帳を提示の方は無料。

公式WEB:http://kmma.jp/honkan/
※最新情報は公式サイトをごらんください。