kmma-201405-美味道楽七十年 魯山人の宇宙

 
 
 

北大路魯山人(1883-1959)は、書、篆刻、陶芸、漆芸などの幅広い芸術分野において、その比類なき美意識を体現してきました。

 

また、徹底した美食家としても知られています。

 
 

1920年、骨董品店経営のかたわら、その常連客らに手料理をふるまったことが評判となり、同人組織「美食倶楽部」を発足、1923年には会員制高級料亭「星岡茶寮」を開設しました。

 

さらに「食器は料理の着物」と、魯山人は料理を彩る食器についても妥協を許さず、1926年、北鎌倉に窯を開いて自ら作陶を始めました。

 
 
 

本展では笠間日動美術館が所蔵する魯山人の器など約90点を展示します。

 

なかでも、サンディエゴから里帰りした32点のカワシマ・コレクションは、ほとんど未使用で秘蔵されていた名品群です。

 

特定の様式にとらわれることなく生み出された魯山人の器と、その独自の美意識をご堪能ください。

 
 
 

主 催 魯山人の宇宙展実行委員会(北九州市立美術館、毎日新聞社)
後 援 NHK北九州放送局、九州旅客鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社、北九州モノレール、筑豊電気鉄道株式会社、株式会社スターフライヤー
協 力 公益財団法人日動美術財団、株式会社 千草

 
 
 

◆ 関連イベント
 
○ 記念講演会
5月3日(土)14:00~(開場13:00)
場所 / 北九州市立美術館 本館B1F講堂
講師 / 北大路泰嗣(陶芸家)
定員 / 100名
申込み/ 事前申込不要・聴講無料

 
 

○ 学芸員によるスライドトーク(本展についての解説)
5月31日(土)14:00~(開場13:00)
場所 / 北九州市立美術館 本館B1F講堂
定員 / 80名
申込み/ 事前申込不要・聴講無料

 
 

○ 美術ボランティアと一緒に鑑賞しよう!
5月3日、31日をのぞく毎週土曜日いずれも13:30~15:30
申込不要、参加無料、ただし本展観覧料が必要です。