福岡アジア美術館 外観

 
 
 

福岡アジア美術館は、リバレインセンタービルの7・8階にある街中の美術館で、アジアの近現代の美術作品を系統的に収集し展示する世界で唯一の美術館です。

 

それらの作品は、西洋美術の模倣でもなく、伝統の繰り返しでもない、変化し続けるアジアの「いま」を生きる美術作家が切実なメッセージを込めて作り出した、既成の「美術」の枠を越えていこうとするものです。

 

福岡アジア美術館では作品の収集・展示のほか、教育普及事業、美術交流事業、調査研究事業なども行っています。

 

教育普及事業では、幅広い層の市民が参加できるワークショップや講演会などの教育プログラムを実施し、美術館のボランティアスタッフによる展示作品の解説などを通して、アジアの美術や文化に触れ、理解を深める機会を設けています。

 

美術交流事業では、アジアから美術作家や研究者を招へいし、福岡での滞在を通して地域の人々と作品制作やワークショップ、パフォーマンス、講演会など様々な美術交流を行っています。

 

調査研究事業では、アジア各国での近現代美術に関する研究を、現地調査や文献資料などを用いて継続的に行い、その成果を展覧会や講演会などの形で発表します。