福岡アジア美術館 | 第35回伝統的工芸品月間国民会議全国大会 福岡大会関連企画「手で考える」
 
 
美術の制作方法といえば、まずは「描く」という行為が思い浮かぶかもしれません。
しかし、人の手が担うべき役割や動きは、それだけではありません。縫う、染める、彫る、編み込む・・・。
手はさまざまな素材と対話しながら、最良のかたちを直感的に探っているのです。
ここでは、糸や布、木、土などを素材に、手で考え、社会までも編み込むような手工芸的アプローチをとる作品を紹介します。