kmma-201904-院展
 
 
北九州市立美術館 本館 | 再興第103回院展
 
 
再興院展は、日本美術院が主催する日本で最も長い歴史と伝統を誇る日本画の展覧会です。
九州で唯一の会場である北九州市立美術館は昭和55年(1980)から毎年開催しています。
40回目を迎える今年は、分館から本館へ変わり、現代日本画壇の巨匠から若い作家たちの大作が会場を華やかに彩ります。
 
日本美術院は明治31(1898)年、近代芸術の改革者・岡倉天心が創立した日本画の研究団体で、一時活動を休止しますが、天心が没した翌年の大正3(1914)年に天心の遺志を継いだ横山大観らが再興しました。
新しい日本画の創造をめざし、多くの優れた作家たちを生むと同時に近代日本美術の発展に多大なる貢献を果たしてきました。
創立から120年を迎えた今もなお、日本画壇の中心的な団体として活躍を続けています。
本展では日本美術院同人作家の新作をはじめ、受賞作品、および九州出身・在住作家の入選作品を含む68点を一堂に展示します。現代日本画の精粋の数々をご覧ください。