地域の今をアートで感じる
2003年から11年間、織田廣喜美術館で開催してきた「嘉飯山の画家たち展」が変化して再びはじまります。
石炭産業で栄華を誇った筑豊には、人や財閥資本とともに様々な芸術文化も流入し華を咲かせ、旧嘉飯山地域(現在の嘉麻市、飯塚市、桂川町)からも織田廣喜(1914-2012)をはじめ野見山暁治(1920-)や斧山万次郎(1900-1988)など多くの洋画家を輩出しています。
1960年代、筑豊をエネルギー革命による炭坑閉山という社会現象が襲い人口流出など深刻なダメージを与えましたが、残された芸術文化の種子は生き続けています。
前回の「第11回嘉飯山の画家たち展」から3年。
今回の展覧会からは、同展の出品作家選定委員会を設置し、その中で出品作家の選定を行いました。
「第12回嘉飯山の画家たち展」で、嘉麻市、飯塚市、桂川町において活躍する作家の作品をお楽しみください。
出品作家
石橋伯郎 イリエトシユキ 小山信子 菊地キミ子 熊本くにみ 古賀利一
坂口美代子 坂本鷹也 坂本法観 髙須賀秀高 髙鍋 充 田代国浩 田牧壮平
手嶋陽子 徳淵文禧 萩本淑恵 日賀野兼一 松岡修一 松岡英明 松崎 正
松永吉展 まるやまももこ 矢野千恵 山本紀久子 吉岡 勲