tagsta-201908-東野翠れん-個展
 
 
TAGSTÅ|Suilen Higashino Photo Exhibition『Pendant 1957-2018』 at TAG STÅ GALLERY
 
 
レセプション:8月3日(土) 18:00 – 21:00
 

15歳の頃より、モデルや文筆家、そして写真家として活動してきた東野翠れんの13年ぶりとなる新作写真集『Pendant 1957-2018』。
フランス語で〈~の間〉を意味する”Pendant(パンダン)”という言葉には、これまで写真における「光」を意識して撮影を続けていた東野が、自身の出産を経てからの約6年間に撮影した写真を通じて、初めて実感した「時間の連なり」への想いが込められています。
また、イスラエル人である祖父の遺品から見つけた、約60年前に祖父により撮影された写真との出会いが、作家自身の気付きをさらに拡張し、半世紀を超える時間の連なりとなって、ひとつの作品として結実することになりました。
TAGSTÅ では、この写真集からセレクトした写真の展示販売、そして写真集および関連商品の販売を行います。
 
 
「過去の痛み、歴史の重み、個人の傷跡ではない写真。
ではなにを撮っているのかということを考えると、それは〈ちょっと先の未来におく写真〉ー 平和な世界がどんなところなのか、自分が忘れないためにも、いま目の前に見える一瞬の静けさ、光、その平安な時間を、今日、生きているということを祝福する写真を撮っているのだなと思う。」
                                                                   
ーーー東野翠れん
 
 
東野翠れん(ひがしの・すいれん)
1983年東京生まれ。15歳から本格的に写真を撮り始める。モデルとしての仕事と並行して、雑誌への寄稿、CDジャケット写真の撮影など幅広い分野で活動する。 著書に『Lumiere』(05)、『イスラエルに揺れる』(11)、共著に『縷縷日記』(06)、『風花空心』(06)、『じぶんの学びの見つけ方』(14)など。2017年、神田・テラススクエアにて写真展『夢路』を開催。写真展『Pendant 1957-2018 Suilen Higashino』 は、2018年に原宿・VACANTで開催後、minä perhonen 京都店、minä perhonen 金沢店、銀座・森岡書店と巡回、そして今回福岡TAG STÅで開催。 今後も開催予定。