ZOHARはエルサレムに1920年代に存在し、今は廃墟と化した村に佇んでいたSiloを見つけた。
入ってみると外界から遮断された内部は暗闇に包まれ、原始的な感覚を取り戻せるようだった。
Siloに小さな穴をあけ、一筋の光を闇に呼び込んだ。
光は日時計の役割をしていた。
目が慣れてきた時、外の景色がSilo内の古い金属の肌にぼんやりとあらわれた。
時と光、内と外の世界は解け合い1枚の紙に浮かび上がった。
■ オープニング 9月1日(日) 午後6時からZohar在廊
ZOHAR(ゾーハ);イスラエル在住。
写真、インスタレーション、パフォーマンスなどの表現で活動している。