今から2万年ほど前、フランス南西部のヴェゼール渓谷にある洞窟に、壮大な壁画が描かれました。
そこはラスコー洞窟。壁画を描いたのはクロマニョン人です。
ラスコー洞窟の壁画は、彼らが描いた数ある壁画の中でも色彩の豊かさや、技法、そして600頭とも言われる圧倒的な数の躍動感あふれる動物画が格別にすばらしく、1979年に世界遺産に登録されました。
壁画を保存するため、洞窟は現在非公開となっていますが、その魅力を広く人々に知ってもらうべく、フランス政府公認のもと製作された展覧会が世界巡回している「LASCAUX INTERNATIONAL EXHIBITION」です。
そして、世界各国で人気を博しているこの巡回展に日本独自のコンテンツを加えた展覧会が「世界遺産ラスコー展」です。
本展では謎に包まれたラスコー洞窟の全貌を紹介するとともに、1mm以下の精度で再現した実物大の洞窟壁画展示によって、研究者ですら入ることができない洞窟内部の世界を体験することができます。
また、クロマニョン人が残した芸術的な彫刻や多彩な道具にも焦点を当て、2万年前の人類の豊かな創造性や芸術のはじまりを知る旅にご案内いたします。
○主 催: 九州国立博物館・福岡県、毎日新聞社、RKB毎日放送、西日本新聞社、NBC長崎放送、RKK熊本放送、OBS大分放送、tysテレビ山口
○共 催: (公財)九州国立博物館振興財団
○協 賛: 味の明太子ふくや、西部ガス、信越化学工業、損保ジャパン日本興亜、大日本印刷、西日本鉄道
○協 力: 日本通運
○特別協力: 太宰府天満宮
○企画制作: 国立科学博物館、TBSテレビ
○後 援: 外務省、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、九州・沖縄各県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、北九州市、北九州市教育委員会、太宰府市、太宰府市教育委員会、西日本リビング新聞社、FM FUKUOKA、cross fm、LOVE FM、九州旅客鉄道、日本自動車連盟福岡支部、NEXCO西日本九州支社、福岡県タクシー協会、福岡市タクシー協会、福岡商工会議所、太宰府市商工会、太宰府観光協会、日本旅行業協会、西日本文化サークル連合、西日本新聞TNC文化サークル、毎日メディアサービス・サンデー新聞
□ 関連イベント
◇ 記念講演会
「クロマニョン人はどこから来たのか?」
日時:平成29年7月11日(火)13時30分〜15時00分
講師:海部陽介氏(本展監修者、国立科学博物館 人類史研究グループ長)
会場:九州国立博物館1階 ミュージアムホール
定員:先着280名(事前申込不要)
入場料:無料
◇ リレー講座
「ラスコー洞窟の壁画を味わう」
日時:平成29年7月22日(土)13時30分〜15時00分
講師:臺信祐爾(九州国立博物館特任研究員)、河野一隆(九州国立博物館文化財課長)
会場:九州国立博物館1階ミュージアムホール
定員:先着280名(事前申込不要)
料金:無料
◇ トークセッション:要事前申し込み
「2万年前の壁画から芸術の起源を考える」
日時:平成29年8月5日(土)13時30分〜15時00分
講師:海部陽介氏(本展監修者、国立科学博物館 人類史研究グループ長)、橋本麻里氏(エディター・ライター、永青文庫副館長)
会場:九州国立博物館1階 ミュージアムホール
定員:先着280名(要事前申込)*応募多数の場合は抽選
申込み締切:7月20日(木)必着
入場料:無料 *聴講券の提出と本展観覧券もしくは半券の提示が必要です。
◇ナイトミュージアム
「クロマニョン人現る!!」
2万年の時を超え、タイムスリップしてきたクロマニョン人に会いに行こう!
日時:平成29年7月15日(土)、8月4日(金)17時00分〜20時00分の間に数回登場
会場:九州国立博物館 特別展会場
料金:本展観覧券が必要
※トークセッションの応募方法:往復はがきに、郵便番号、住所、全員の氏名(ふりがな)、電話番号、 参加人数(1通につき最大2名まで受付可)を明記のうえ、下記まで お申込みください。
・郵送先:
〒810–0001 福岡市中央区天神1–4–1
西日本新聞イベントサービス内「ラスコー展トークセッション」係
*往信用裏面/上記必要事項をご記入ください。 返信用表面/郵便番号、住所、氏名をご記入ください。
*2名でご応募される場合は、それぞれの氏名を明記してください。
*応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
*当選者の発表は聴講券の発送をもってかえさせていただきます。
*ご応募の際にいただいた個人情報は、本イベントの連絡にのみ使用させていただきます。
*6月1日から往復はがきの料金が104円から124円に引き上げられます。
①5月31日までに往復はがき【計104円額面】を投函される場合
→返信用はがきに10円分の切手を追加で貼り付けてください。
②6月1日以降に往復はがき【計104円額面】を投函される場合
→往信用・返信用はがきそれぞれに10円分の切手を追加で貼り付けてください。