knm-九州国立博物館開館10周年記念特別展 戦国大名 - 九州の群雄とアジアの波涛 -

 
 
 

本展覧会は、九州国立博物館が平成27年10月に開館10周年を迎えることを記念して開催する特別展の第一弾です。

 
 

「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」という開館以来の基本コンセプトに鑑み、16世紀後半の動乱の九州、そしてアジアの海を舞台として活躍した戦国大名、ならびに戦国の気風を受け継いだ豊臣大名の姿に迫ります。

 
 

九州北部の覇者にして遙かなる世界を見すえた大友宗麟、その強力なライバルである、毛利元就・島津義久・龍造寺隆信、豊臣秀吉の時代に活躍した立花宗茂・鍋島直茂・黒田長政・加藤清正・小西行長、海を舞台として活躍した宗義智・松浦隆信など、本展覧会の主人公は一人ではありません。

 

各大名家・菩提寺などで大切に守り継がれてきた肖像画、武具・甲冑類、遺愛道具のほか、海外交流にまつわる伝世品や考古遺物をとおして、アジアの海に開かれた九州の地を舞台として活躍した大名たちの軌跡を追います。

 
 
 

1. 戦国時代へタイムスリップ!!
戦国大名の争覇から豊臣大名の登場と消滅まで、戦国九州のクライマックスともいうべき16世紀後半の激動の歴史が一望できます。

 
 

2. 海外交流のダイナミズムを実感!!
アジアの海を媒介として華々しく展開された、戦国九州と中国・朝鮮・琉球・東南アジア・ヨーロッパとの海外交流の歴史がわかります。

 
 

3. 名品との10年ぶりの再会!!
国宝「婦女遊楽図屏風」(松浦屏風)、「唐物茶入新田肩衝」など、開館記念特別展「美の国 日本」を彩った珠玉の名品9件と再会できます。

 
 
 
 

○主  催:九州国立博物館・福岡県、西日本新聞社、TVQ九州放送
○特別協力:太宰府天満宮
○共  催:公益財団法人九州国立博物館振興財団
○後  援:文化庁、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、九州・沖縄各県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、北九州市、北九州市教育委員会、太宰府市、太宰府市教育委員会、西日本リビング新聞社、FMFUKUOKA、cross fm、LOVE FM、西日本鉄道、九州旅客鉄道、一般社団法人日本自動車連盟福岡支部、NEXCO西日本九州支社、一般社団法人福岡県タクシー協会、一般社団法人福岡市タクシー協会、福岡商工会議所、太宰府市商工会、太宰府観光協会、一般社団法人日本旅行業協会、西日本文化サークル連合、西日本新聞TNC文化サークル

 
 
 

□ 関連イベント
 
【リレー講座】よく分かる! 戦国大名展(申込不要・当日受付)
会場:九州国立博物館1階研修室
定員:70名(先着)
 
第1回 日時:平成27年5月9 日(土)14時00分?15時30分
講師:荒木和憲(九州国立博物館主任研究員)「九州の群雄とアジアの波涛」
 
第2回 日時:平成27年5月16日(土)14時00分?15時30分
講師:川畑憲子(九州国立博物館主任研究員)「桃山の南蛮美術」
一瀬智(九州国立博物館研究員)「九州大名の肖像画と賛」 
 
第3回 日時:平成27年5月23日(土)14時00分?15時30分
講師:岸本圭(九州国立博物館主任研究員)「貿易都市の考古学」
望月規史(九州国立博物館研究員)「戦国九州の刀剣」

 
 

【記念イベント】豊後大友宗麟鉄砲隊 火縄銃演武(見学無料)
日時:平成27年4月26日(日)
1回目 11時00分?11時30分
2回目 14時30分?15時00分
会場:九州国立博物館エントランス広場
※天候により時間変更または中止の場合があります。