iaf-201704-宇都亜紗子 壁画展「Wall Painting Ⅳ」

 
 
 

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マツリウミスクは、4月27日より宇都亜紗子 壁画展「Wall Painting Ⅳ」を開催いたします。

 

本展で宇都は、文字を扱う仕事の傍らこれまで自身のアトリエや自室で描き続けてきたオイルクレヨンによる絵画を壁画展として大規模に展示いたします。

 

なお、この展覧会では近年描いている大きな絵が中心になりますが、新たに描いた壁画に加え、現在試している紙粘土を素材とする作品も少数展示いたします。

 

さらに、クロージングパーティーにおいては宇都自身が前々から興味のあった「音と共に描く」ことへも挑戦します。

 

ゲストには、自身もバンドやソロパフォーマンスで活動を行うパーカッショニストでありドラマーの大武悠真(1993年生まれ・福岡在住)、大学当初から落語研究会に在籍し、卒業した今もなお食や防災などさまざまな仕事に従事する傍ら、アマチュア落語家として古典落語はもちろん日常から生まれる現在の落語を模索し続ける福々亭金太郎(1979年生まれ・福岡久留米在住)を迎えます。

 

それぞれのパフォーマンスがどのような光景となり現場に姿を現すのか、目のあたりにして頂ければ幸いです。

 
 
 

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マツリウミスクとは
現代美術と呼ばれるものの枠をはじめとする、分野(ジャンル)、背景(バックグラウンド)、世代、肩書き、組織、活動の場、日常、生まれ育った土地など、あらゆる枠を透過し、その場に起こる現象や共通感覚、生み出されるモノや力を体感したいという欲望から成立する。
福岡の地を土壌としながらも特定のメンバーや空間は設けていない。
展覧会やイベントをかつて日本の日常の根幹であった頃の祭りに見立て、マツリという場として、そのとき居合わせた個々の手によって企画し、実行するもの。
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◎ 関連イベント
5月6日(土)19:00よりクロージングパーティ
参加費500円(1ドリンク・軽食付き)
ゲスト:大武悠真(パーカッショニスト・ドラマー)/福々亭金太郎(アマチュア落語家)

 
 
 

◎ 作家紹介
宇都亜紗子(1980年東京生まれ・東京在住)
2010年中国を訪れた宇都は、ある洞窟でひとつの壁画に出合いました。そのとき宇都の中にふと沸き起こった「壁画だ」という感覚。その年から、宇都はそれまで落書き程度にしか描かなかった絵をあらゆる画材をテストしては壁画として描き続け、今日に至ります。
2010年から描き始めてこれまでにコーヒー店や本屋などの日常空間において3回の壁画展を開催しました。
自身の内側に当たり前に起こり続ける欠片のようなものをただ描き、描き終わればそれは既に宇都の身体から離れていきます。宇都自身も描いた絵がどこへ行ってしまったのかを忘れてしまうほどです。
彼女の壁画から素直に伝わってくる絵の持つエネルギーをぜひご体感ください。