チェン・シュンチュ(陳順築)(台湾)「集会・家族パレード―家Ⅱ」1995年
キムスージャ(韓国)「演繹的オブジェ」1997年、撮影:四宮佑次
多くの人にとって、「家」は帰る場所であり、温かさや居心地のよさの象徴です。
その光景は、しばしば作家たちの想像力をかきたてテーマとして選ばれてきました。
また一方で、近代化のうねりの中で、古い家屋自体が壊されたり、戦争や貧困のために生まれ育った土地を追われる人々もいます。
本展では「家」にまつわる様々な作品を展示しながら、自分たちの居場所やルーツについてもう一度考えてみます。