ウォン・ホイチョン(マレーシア)「粛清」1991年
フェルナンド・アモルソロ(フィリピン)「廃墟のイントラムロス」1945年
本展では、同時代の社会的・政治的事件、また過去の戦争や災害といった、それぞれのその時代や社会に生きる多くの人々を巻き込んだ大きな出来事に、表現をとおして向きあう作家をとり上げます。
とくにアジアでは植民地支配と戦争は重く悲しい経験であり、こうした状況を受け止め、表わすために、絵画、写真、映像など多様なメディアが用いられました。
シンガポール、マレーシア、フィリピン、沖縄などの作品20点程度で紹介します。
特別展「東アジア―美術の近代」とあわせてご覧ください。