カバンとは、とても個人的な「持ち歩く空間」です。
2013年、当ギャラリーでは「壁を持ち歩く」というテーマでカバン作家カガリユウスケ氏の「ウォールシリーズ」「スキンシリーズ」を紹介致しました。
経年劣化を楽しむ!?、シワ加工!?など、
わたしたちが持つ従来の革のカバンという概念は見事に打ち砕かれるのですが、そこにある彼の素材に対する探求と実験の積み重ねがしっかりと伝わってきます。
今回のexhibitionは、都市そのものを持ち歩くイメージで都市の死角にある様々なインフラ設備パーツなどを用い、それらをカバンへと再構築し、作家が捉える都市への視点を展示致します。
「作品」を身に纏い、持ち歩く感覚をぜひ楽しんでください。
profile
□ 2005 kagari yusuke(カガリユウスケ)スタート。
□ 2006 「DESIGNTIDE TOKYO 2006」に参加
□ 2007 「wall 01」(P2G )/「MOTデザインバザール」(東京都現代美術館)参加
□ 2008 「wall 02」(P2G )
□ 2009 「wall03」(ROCKET)/「wall04」(六本木新美術館SFT)
□ 2010 「2.5d」(P2G ) 「the new market」( 五反田廃墟)参加
□ 2011 「100年の壁」(P2G )
□ 2012 「虚像の質感」(P2G )
□ 2013 「壁を持ち歩く」(Gallery MORYTA)/「巣展」(P2G )