店舗げんきは何屋さん?と尋ねられるとすごく迷う。
一応、カッコいいので「カフェです」ということにしている。
カフェスペースや自然食品や雑貨など自分たちが「好きなもの」を集めている。
多分、これからもたくさんの好きなものやコトが増えてどんどん違ったかたちになっていくだろう。
げんきは「いつまでも未完成の店」なのかもしれない。
げんきのある場所は昔、「宮ノ上」といわれていた。
その昔、長崎街道でシーボルトなんかが通ったらしい。
今では過疎化がすすみ、空き地が目立つ。でもそんなこの場所がいい。
横にお宮さんがあって、緑の山が見えて、
学校帰りの小学生が「お水下さい」と水をのみに来て、
隣のおばちゃんがいつも綺麗な花を生けてくれ、
お客さんの話に頷いて、一緒に笑って、ヘコんで、
生まれ育ててくれたこの場所が大好きです。