本館は平成8年度に織田廣喜美術館との複合施設としてオープンした歴史民俗資料館です。
館内は歴史展示スペースと民俗展示スペースに分かれています。
歴史展示スペースでは、縄文時代から現代にいたる嘉麻市の歴史を紹介しています。
原始・古代コーナーでは、アミダ遺跡から出土した縄文時代のペンダント、沖出古墳から出土した腕輪型石製品などは外ではなかなか見ることのできない珍しい資料です。
歴史時代コーナーでは、奈良東大寺への年貢米運搬記録を記した東大寺文書の複製品は、貴重な平安時代の文書を精巧に模写しており一見の価値があります。
また、豊臣秀吉の一夜城伝説が残る益富城の出土品なども展示しています。
現代コーナーでは昭和63年に廃線となった国鉄上山田線の鉄道資料の展示や炭鉱の暮らしの風景を写真パネルで紹介しており、昭和の懐かしい雰囲気を味わうことができます。
民俗展示スペースでは、福岡県内では唯一本市に伝わる皿屋敷伝説のお話をビデオで紹介しているコーナーがあり、小さなお子さんたちにも人気があります。
井戸から幽霊が現れて「お皿が一枚、二枚・・・」、少し怖くて、悲しいお話です。
続きは、本館でご覧ください。