福岡アジア美術館 | あじびコレクションX―②「ネパールのチトラカール」
所蔵品1点を詳細に紹介した「あじび研究所」をバージョンアップ! 制作年・場所・主題・技法・作者などの共通項から2点の作品を選び出し、対比することによってそれぞれの作品世界を紐解きます。
「ネパールのチトラカール」
出品作品:テジ・バハドゥール・チトラカール「父祖に捧ぐ」(1966年)
プレム・マン・チトラカール「緑ターラー」(2005年)
ネパールの絵画作品の作者をみると、「チトラカール(Chitrakar)」という苗字が多いことに気づきます。ネパールには、「チトラカール」さんがたくさんいるのでしょうか?
実は、「チトラカール」は、ネパールの先住民族ネワール族の職業カーストの一つで、サンスクリットで「Chitr」が「絵」、「akar」が「作る人」を意味し、「絵師」の職業であることを示します。
ここでは、20世紀以降に活躍したふたりの「チトラカール」の作品をみていきます。
イベント名:あじびコレクションX―②「ネパールのチトラカール」
開催場所:福岡アジア美術館
開催地住所:福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7・8階(地図はこちら)
開催日:2020-06-25(木) ~ 2020-09-22(火)
お問い合わせ:092-263-1100
利用時間:9:30 – 18:00(金曜・土曜は20:00まで)※ギャラリー入室は閉室30分前まで
お休み:毎週水曜日(水曜が休日の場合はその翌平日)年末・年始(12月26日~1月1日)
料金:一般200円(150円) 高校・大学生150円(100円) 中学生以下無料