IAF SHOP*|Pandora Battery
【展覧会に寄せて】
この度IAFにて、布施琳太郎と名もなき実昌の2人展「Pandora Battery」を開催します。
布施は1994年生まれのアーティストで、東京藝術大学院にて映像メディア学を専攻し、先史時代の洞窟壁画についてのリサーチとiPhoneの発売以降の社会についての思弁を下敷きとした絵画や映像、インスタレーションの制作をはじめ、同世代の制作者を広く集めて編纂する展覧会企画や批評など多岐にわたる活動を行っています。
対して名もなき実昌は、2015年よりTwitterを中心に、その日視聴したアニメのドローイング、jpegをモチーフにしたペインティングを発表しており、主なモチーフはアニメキャラクターやTwitterなどのSNSの断片的な情報や画像など、そして最近はiPhoneなどのタッチパネルを想起させるようなストロークを使用したペインティングなども制作し、国内のギャラリーや美術館といった場所でも積極的に発表を行っています。
本展では、1994年生まれの両者の関心であるWEBやスマートフォンといった今までのモチーフを駆使した作品をインスタレーションとして展開いたします。この機会にぜひご高覧ください。
※また、名もなき実昌は同日スタートで自身のキュレーションによる作家3組の映像作品展「まなざしを借りて」も行います。場所は福岡市中央区大手門のギャラリー「EUREKA」です。こちらも是非!
http://eurekafukuoka.com/616/?fbclid=IwAR3LAWSqRnBMNQElg6a-MV9UAds_YqLWSjxEFdZ6EF06OT29eOR_o2WxVxc