ギャラリー尾形 | 藤崎 孝敏 展
○ 作家在廊: 16日、17日
藤崎 孝敏 / Fujisaki Cauvine
1955年 熊本市に生まれる
1974年 27歳で初めて絵筆を握り、独学で油彩を描き始める。最初の個展を自費で試みるが一枚しか売れず。
1985年 渡欧することを決意する。
1987年 パリに着くパリ市内のホテルを転々と移り住む、モンパルナス墓地にボードレールの墓を訪ねる。パリに訳もなく失望感を覚え南仏へ発つその後ジプシーと生活を共にする。イタリア、スペインと放浪を重ねる。
1988年 画材調達と経済的問題により再びパリに戻る。モンマルトルの安宿、ホテルデザール(芸術家の宿)に落ち着く。モンマルトルに住む、貧しき人々の生活の中に浸透してゆく、ジプシーシリーズを制作する。
1992年 モンマルトルの丘に移る。
1993年 アート・ミュージアム銀座にて、新旧代表作70余展を集めた回顧展開催 ピカールノアトリエに落ち着く。画集「CAUVINE・1985~1993」発刊。通過者としての自己意識を決定的なものとする。
1996年 大作(6mx3m)過越しの地油彩の制作を日で行う。労働者・食事シリーズ(モンマルトルの貧しき人々)を制作する。
1996年 東京渋谷・東急文化村ギャラリーで個展。油彩40点、デッサン10点。詩画集「刈り取られた悲しみ」審美社発刊。
2005年 東京渋谷・東急文化村ギャラリーで個展。パリを捨て、ベルギー・Servilleの田舎に移り制作を続ける。
2006年 東京を中心に個展。
2010年 静岡県三島市、パサディナ美術館にて第1回個展。
2012年 アトリエをブルターニュに移す。
2016年 ギャラリー尾形個展。
□ コレクション
福岡市美術館(西本コレクション)、信濃デッサン館(長野)
パサディナ美術館(静岡)、S氏コレクション(神戸)
現在無所属