プラスフクオカは、本日2016年5月3日で満3年を迎えることができました。
これもひとえに福岡のアートシーンで活動を続けられる芸術家・作家の皆様、美術館やギャラリー等の関係者の皆様のご協力、そして、いつもプラスフクオカをご覧頂いている皆様のおかげです。
この場をかりて、御礼申し上げます。
そしてもう一つ、
先月発生した熊本地震で被災された全ての方々に心からお見舞い申し上げます。
熊本地震では、この3年間にプラスフクオカをきっかけとして出会うことのできた作家さんや多くの方々の中にも被災された方々がいらっしゃいます。
現在行われている展覧会の中には、熊本で被災され、家が一部倒壊し一時立ち入り禁止にもなり、立ち入りできるようになった後、すぐに作品を運び出し、傷ついた作品を修復して何とか今回の展覧会へと持ってこられたという作家さんもおられました。
作家は作品を制作し展覧会等を開催し世の中に出していきます。
それは世の人に、自分の作品を、自分を、知ってもらいたい、観てもらいたいという気持ちがあるからです。
現在の世の中は地震の影響もあり、生活や仕事が落ち着かず、イベントや楽しむことに対して多少の自粛ムードもあるかと感じます。
現在行われている展覧会も地震以降、観覧者数が平常時より少ない傾向が出ているようです。
ですが、作家にとっては作品を世の中に出していくことが日常であり、観てもらうことが作家や関係者の地震前に在った日常です。
これから、熊本や九州は、地震前に在った日常へと戻っていく為の復興を進めていきます。
その為にも、ぜひこれからも多くの方々に、多くの作品と、多くの作家と、多くの出会いを得て頂けましたらと思っております。
プラスフクオカができること、それは以前も今も伝えることです。
これからも多くの情報を皆様にお伝えできるように、日々努力し、邁進して参ります。
これからもプラスフクオカをよろしくお願い申し上げます。
プラスフクオカ スタッフ一同