art space tetra|STOP MAKING SENSE – ピョトル・ブヤク 個展-

 

期間…2020年11月06日 (金) -12 日(木)
時間…16:30 – 20:00 (月〜金) 、13:00 – 19:00 (土・日)
オープニング・トーク…11月6日(金) 19:00〜

ポーランド出身のアーティスト、ピョトル・ブヤク(Piotr Bujak) の個展、「STOP MAKING SENSE」を開催します。

現在、ポーランドと東京を往復しながら活動する作家による福岡での初めての展覧会。今回の展覧会を構成する作品群は、各地域の居住環境における規律メカニズム(および、その実行者)の隠れた/間接的な抑圧の問題について、ポスト・グローバルな視点から捉えたものであり、安全・安心・平和・富に関する語りに含まれるプロパガンダ的、ポピュリスト的な言説の背後にある諸政策の実態を明らかにすることを意図している。本展覧会「STOP MAKING SENSE」は、とりわけ国家に支配された/誘導された(規律メカニズムの)推進者と、社会的支配エージェンシーについて焦点を当てています。

このプロジェクトでは、映像カメラだけでなく、あらゆる手法を用いた学際的な一連のアクション(ハッキング、X-線撮影等)を通じて、最終的に、前述したエージェンシーの反社会的性質を明らかにすることであり、より市民の側に立つ社会を確立するための言説に、自身の新たな声を付与することを望むものである。

ピョトル・ブヤク|Piotr Bujak

1982年生まれ。東京とクラクフ在住。映像、インスタレーション、立体、テキストなど多様な技法を用いて制作を行う。アクティビストでもある。ヤン・マテイコ美術アカデミー(クラクフ、ポーランド)とサンフランシスコ・アート・インスティチュート卒業。リン・ハーシュマンとステファニー・シジュコに学ぶ。対抗的パンク文化、ミニマリズム、コンセプチュアリズム、ネオ・アヴァンギャルド、批評的言説に関心をもつ。「低予算、素早く雑に、DIYで、打って走る(Low Budget, Quick and Dirty, Do It Yourself and Hit and Run)」を戦略としつつ、新自由主義の病理、暴力、同一性、文化や政治領域と関連するような作品を制作している。

主な個展に「BEAT-UP BOYS」(現代美術センター“クロニカ”、ビトム、ポーランド、2018/2019)、「RED IS BAD」(Contemporary Museum、ワルシャワ、2018年)、主なグループ展に「WARSAW UNDER CONSTRUCTION VIII」(ワルシャワ近代美術館、2018年)、「BLACK SUMMER around Wroclaw Independent Music Scene」(Contemporary Museum、ワルシャワ、2017年)など。2018年より日本政府からの奨学金を得て東京藝術大学に研究生として在籍し、2019年春から多摩美術大学博士後期課程在籍。

作家情報(英語):https://culture.pl/en/artist/piotr-bujak

江上 賢一郎 (コーディネーター/art space tetra)

tetra-202011-ピョトル・ブヤク 個展

イベント名:STOP MAKING SENSE – ピョトル・ブヤク 個展-

開催場所:art space tetra

開催日:2020-11-06(金) ~ 2020-11-12(木)

お問い合わせ:TEL:092-262-6560 (プラスフクオカを見たとお伝え下さい)

利用時間:16:30 – 20:00 (月〜金) 、13:00 – 19:00 (土・日)
オープニング・トーク…11月6日(金) 19:00〜

お休み:期間中無休

公式WEB:http://www.as-tetra.info/archives/2020/200209221427.html
※最新情報は公式サイトをごらんください。