生島国宜 個展「白紙」
>> TAGSTA GALLERY | 福岡在住の画家・生島国宜のTAGSTÅでの個展は、ある音楽家とある舞踏家との関わりから出発している。一人は音楽家Michitoki KTであり、彼は2015年初めて自身の主宰するレーベル『KARTONE』からCDを制作し発表する。このレーベルは毎回30分の収録時間の中に、Michitoki KTの設定したコンセプトに適うアーティストを選択し、CDという媒体が持つ楽曲・パッケージング・ライナーノートなどの枠の中でそれぞれ多層的な表現を目指すものである。その第一弾のアルバムのジャケット制作を依頼された生島は、舞踏家の松岡涼子に依頼してあらかじめ制作された楽曲三曲(それぞれの曲をCHIHEI HATAKEYAMA、duenn、Michitokiが制作)を聴いて舞踏を行ってもらった。彼女の舞踏を撮影し、それを元にした作品群のシリーズ『白紙』を今回の展覧会で披露することとなる。また、9月20日(日)の展覧会オープニングを兼ねたライブイベントでは、今回の『KARTONE』リリースライブとして、制作に参加した音楽家三人と松岡涼子によるロングプレイのライブが行われる。