spazio-201709-東峰村復興支援上映会「デラシネ」

 
 
 

イタリア会館 SPAZIO | 東峰村復興支援上映会「デラシネ」

 
 

映画「デラシネ」2015 カンヌ映画祭出品作

 

上映開始時間: 11:00, 14:00, 16:00, 18:00
開場:各30分前 上映時間:約40分
入場料:1,500円(東峰村寄付金+1ドリンク含む)。コーヒーは「珈琲 BIMI」さん提供。1,000円を東峰村役場に寄付します。

 
 

◎懇親会:19時~21時:参加費2,000円
アルコール orノンアルコール飲料 + 軽食

 
 

予告編

 
 
 

私の映画「デラシネ」の中で東峰村の日田彦山線と大行司駅は、主な撮影地である福岡市博多区の中州川端の雑踏との対極を成す重要なファクターでした。

 

東峰村の景色がなかったら「デラシネ」はあり得なかったかもしれません。

 

そのくらい東峰村が好きで撮影のずっと前から、撮影後も頻繁に東峰村を訪れ、そののどかな山々の景色、木々の香り、鳥のさえずり、虫の声、風のささやきに癒されていたものでした。

 
 

ですから今回の九州北部豪雨で東峰村も甚大な被害を受け、あの大行司駅が土砂に押しつぶされて倒壊した姿を見た時は大変複雑な心境でした。

 

また昭和の臭いを色濃く残す日田彦山線の車両が美しいメガネ橋をガタゴトと運行する姿が見れないのも本当に寂しいです。

 
 

そして東峰村復旧のために何か自分にできる事はないか、そう考えて思いついたのが「デラシネ」の再上映でした。

 

入場料のうち1,000円を東峰村復旧支援の寄付とさせていただこうと思います。

 

これを機会に、今はもう見る事のできない大行司駅の駅舎、プラットホームやメガネ橋を行きかう車両ののどかな姿をもう一度目に焼き付けていただければ幸いです。

 
 

キース吉村