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九州産業大学美術館 | 九州産業大学創立60周年記念美術館特別企画展「Arts & Materialー素材で感じるイスの世界―」
 
 
会場:福岡市美術館ギャラリーBCD
開館時間:9時30分~17時30分(入館は17時まで)
休館日:会期中無休
入館料:無料
主催:九州産業大学
後援:福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団、朝日新聞社、毎日新聞社、西日本新聞社、読売新聞社、NHK福岡放送局(順不同)
 
 
2020年に創立60年を迎える九州産業大学では、これまで芸術学部を中心に美術・工芸・デザイン・写真などの作品を教育よう標本として収集してきました。
本展では、本学のコレクションである18世紀から現代までにデザインされた名作イス約60脚とともに、それぞれMaterial(素材)に関連する近現代の芸術家、人間国宝らの芸術作品を約10点を展示します。デザイナーズチェアには実際に座ることができ、素材の魅力を感じていただけます。福岡市ギャラリーBCDでは「金属」「樹脂」「木」「布」の4つのテーマに関する作品をご覧いただきます。
 
金属 
鉄、ステンレス、アルミニウムといった金属は、工業の発達とともに加工が容易になりました。耐久性にも優れ、家具をはじめ、生活空間の中に新しいデザインを生み出しました。美術作品の素材としても活用され、ユニークな表現を可能にしています。
 
木 
古代から私たちの生活に密接に関わってきた木。加工することで、生活雑貨や家具、住居など、あらゆるものが作られてきました。彫刻や絵画など、美術作品の材料としてもなじみ深い素材です。
 
樹脂
プラスチックやFRPといった合成樹脂は、生活空間の様々な場所に使われ、私たちにとって身近な素材となっています。樹脂はその加工のしやすさから、他の素材では表現の難しかったデザインの作品が多く生み出されています。
 
布 
服やタオル、寝具など、触れない日はないと言って良いほど、私たちにとって最も身近な素材である布。布は昔から重要で貴重な素材であり、いくつもの地域で伝統的な染織技術が今日まで受け継がれています。ここでは布を使った椅子や、染織工芸等をご紹介します。
 
 
関連イベント
 
「んまつーポスダンスパフォーマンス」
日時 2019年6月16日(日)13時30分-14時
場所 福岡市美術館ギャラリーBCD
出演 んまつーポス
観覧無料
申込不要
問合せ先/九州産業大学美術館(担当:中込、門井)
TEL:092(673)5160 FAX:092(673)5757
E-mail:ksumuseum@ip.kyusan-u.ac.jp
 
 
んまつーポス
 
2006年、「んまつーポス」(Namstrops)結成。逆さにこだわったコンテンポラリーダンスカンパニー。「逆さから物事を考えることで新たな価値を創造する」実践的研究を展開。カンパニーの名前は、スポーツマンの逆さ読み。メインメンバーは、みふきあくふよと(豊福彬文)、いへうそわのみ(みのわそうへい)、みふかたまだこ(児玉孝文)の3人。「現代芸術的体育」の独自な作品スタイルは、海外フェスティバルも注目。これまでにアジアの国・都市はもとよりヨーロッパのエストニアやルーマニア、ドイツ等(11カ国35都市)で作品を上演。また国内では、金沢21世紀美術館をはじめ、全国の美術館に「体育」(からだを育む思想)を展示する実験的上演活動を展開中。