ブックスキューブリック箱崎店 | 平野甲賀リトグラフ展
装丁家・グラフィックデザイナーとして、半世紀にわたり第一線で活躍する平野甲賀さん。
これまでに7000冊を超える本の装丁を手がけてきました。
“青春のバイブル”『深夜特急』シリーズ(沢木耕太郎著)、椎名誠や谷川俊太郎の本の装丁できっとご存知の方も多いでしょう。
ブックデザイン界のスーパースターです。
本屋でいちど見れば忘れられない、のびやかなあの「描き文字」が、リトグラフ(平版画)となって、この秋、長崎次郎書店にやってきます!
今回は、いずれも1点5万円で購入可能です。書店内ギャラリーを会場にして開催される初めての平野甲賀リトグラフ展です。
ぜひこの機会に、当書店に出現する甲賀流「描き文字」の世界をお楽しみください。
□ 平野甲賀(ひらの・こうが)プロフィール
1938年、京城(現ソウル)生まれ。武蔵野美術学校デザイン科卒業。
グラフィックデザイナー、装丁家。高島屋宣伝部、京王百貨店宣伝部を経てフリーデザイナーとなる。
64年から晶文社の装丁を手がける。73年に創刊した植草甚一責任編集による雑誌「ワンダーランド」のアートディレクターをつとめる。
84年「講談社出版文化賞」ブックデザイン賞受賞。92年「文字の力」展。
2013年「平野甲賀の仕事1964-2013」展。2017年「平野甲賀の描き文字展 小豆島から台湾へ」。
著書に『平野甲賀 装幀の本』(リブロポート)、『平野甲賀〔装丁〕術・好きな本のかたち』『文字の力』(晶文社)、『僕の描き文字』(みすず書房)、『きょうかたる きのうのこと』(晶文社)などがある。