IAF SHOP* | 頂きがみえない / 加藤笑平
IAF SHOP*には久々の登場となる加藤笑平の展覧会。
画家、インスタレーション作家、パフォーマー、その他諸々の側面を持つこの男の今現在を忠実に映し出す展示となる。
今回は主に絵画作品で表すそうだが、会期終了頃にはパフォーマンスも行おうと画策中である。
◎作家コメント
頂がみえない
太陽や錆びた釘に何を想う
通行人と石畳に何を想う
山桃とハイブリッド車に何を想う
ラスタマンと北欧家具に何を想う
目の前にあるものの硬さを、硬さとして捉えるだけではなく柔らかさと捉えながらも、捉えきれない背景やモヤモヤとしたオーラや物語や背負っている諸行と業、そのもの自体さえも把握しきれない沢山の情報と質感という、目の裏側と針の先のような点の感覚で感じ取ること。
葉が揺れたら揺れた先のことの前に揺れる根幹を。
目の前にあるようでない内容だったり、ないようであるものだったり。
対象物そのものがみたくても、みようとしても、よくもわるくも “みえない”のだ。
それは、生きて来た経験だったり、体験、だったり、過程や流れやタイミングや環境や心境や状況、置かれている地点や社会的な立ち位置とか周りの人々とか様々なものでかわるとおもうけど。
だから、何が言いたいかというと、
何が言いたいのかも、全く、言いたくなくなって、結局そのものから、僕が感じたこの色々なあやふやな象のないものの
象そのものが目の前に現れるの。
加藤笑平
◎関連イベント
7月4日[土] 19:00より
クロージングパーティ&パフォーマンス
参加費700円(1ドリンク・軽食付き)