EUREKA | 木原千裕展「いくつかある光の」
たった四度だけ会った東北の海沿いの街に暮らす人を被写体にしたシリーズ。
家族や恋人、友達という特別な関係ではない他者をテーマにした本作は、人生における無数の出会いと別れの連続の中で、一瞬自身と交わった存在を肯定し、あるがままを受け入れることができるのか、という試みでもある。
第一回ふげん社写真賞グランプリ受賞作品。
木原千裕 略歴
1985年福岡県生まれ
同志社大学社会学部教育文化学科卒業
〔個展〕
2022「Wonderful Circuit」(ガーディアン・ガーデン /東京)
2022 「いくつかある光の」(ふげん社/東京)
2017「それは、愛?」(Alt_Medium / 東京)
2017「それは、愛?」(ALBUS / 福岡)
〔グループ展〕
2021 第23回写真「1_WALL」展 (ガーディアン・ガーデン /東京)
〔受賞歴〕
2021 第1回ふげん社写真賞 グランプリ
2021 第23回写真「1_WALL」グランプリ
2018 塩竈フォトフェスティバル写真賞 特別賞