EUREKA | オチ・オサム展 言葉の前に
オチ・オサム展 言葉の前に
会期:2020年10月13日(火)~10月31日(土)
時間:13:00~19:00
休み:月・火曜日 *13日(火)は開廊
*マスクの着用と、入り口にて手指の消毒のご協力をお願いいたします。
EUREKAでは、10月13日(火)より「オチ・オサム展 言葉の前に」を開催いたします。
オチ・オサム氏(1936-2015)は、1950年代後半から60年代前半にかけて福岡を拠点に活動した前衛美術家集団・九州派の主要メンバーとして活動。その後も自身の思考を深化しながら60年以上毎日のように制作し独自の活動を続けてきました。
本展では、日々描かれた膨大なドローイング、スケッチなど、ほとんど紹介される機会がなかった作品の一部を展示。表現にまつわる様々な思索を積み重ねた、オチ・オサムの創作背景の一端を紹介します。
オチ・オサム
1936 佐賀市に生まれる
1954 私立龍谷を学園高等部(佐賀市)卒業
1955 製版印刷(株)勤務、 第40回二科展で2点初入選、第九室に展示 /東京都美術館
1956 9人展 サトウ画廊/東京
1956 ペルソナ展 福岡県庁西側外壁
1957 第9回アンデパンダン展 東京都美術館、 7月 九州派結成、 グループQ18人展 岩田屋ホール /福岡市
1958 九州派3人展 トキワ画廊 /東京、 第10回読売アンデパンダン展 /東京都美術館、 第1回九州アンデパンダン展 福岡市西日本新聞社講堂 /福岡市、第一回九州派展 銀座画廊 /東京
1959 第11回読売アンデパンダン展 /東京都美術館、第二回九州アンデパンダン展 西日本新聞社講堂 /福岡市、 第二回九州派展 銀座画廊 /東京
1959 洞窟派結成、 翌年九州派に戻る
1960 洞窟派展 銀座画廊 /東京、オチ・オサム個展 サトウ画廊 /東京
1960年代初頭 東京に滞在
1961 現代美術の実験展 東京国立近代美術館、九州派展 銀座画廊 /東京
1962 オチ・オサム、米倉徳二人展 天神ビル /福岡、 第14回読売アンデパンダン展 東京都美術館
1963 不在の部屋展 内科画廊 /東京
1964 オフ・ミューゼアム展 椿近代画廊 /東京
1965 スイートスイート展 椿近代画廊 /東京、九州派展 福岡県文化会館
1966 渡米(~’69)
1973 個展 マルミツ画廊/北九州市
1974 九州現代美術「幻想と情念」展 福岡県文化会館
1975 個展 村岡屋ギャラリー/福岡市(’76)、 第7回今日の美術展 福岡県文化会館(’76)
1977 渡米(~’78)
1978 アップステア・ギャラリー/サンフランシスコ、個展 福岡画廊/福岡市
1979 個展 天神アートサロン、個展 アートステージ、個展 中牟田画廊/佐賀市、第22回安井賞展 西武美術館/東京
1980 アジア現代美術展 福岡市美術館、個展 エン・ギャラリー/福岡市
1981 個展 ギャラリーとわーる/福岡市(’82 ’85 ’86)
1982 アートスペース貘/福岡市
1987 富士山展 ギャラリーとわーる/福岡市、個展 グリーン・アートギャラリー/大阪市(’89)、個展 ギャラリーおいし/福岡市
1988 九州派展―反芸術プロジェクト 福岡市美術館
1990 個展 「浮遊する球体」 黒崎そごう/北九州市
1991 個展 「内触覚的宇宙」 ギャラリー双葉/名古屋市
1998 福岡美術戦後物語 福岡市美術館、 熱狂の孤独!オチオサム&伊藤寛治《内触覚的宇宙展》福岡市美術館特別展示室B
2010 小幡英資、オチオサム、石橋泰幸、宮﨑準之助展 ギャラリーとわーる/福岡市
2015 九州派展―戦後の福岡で産声を上げた、奇跡の前衛集団。その歴史を再訪する /福岡市美術館
2015 福岡県小郡市で死去