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EUREKA | 精神の風景
 
 
このたび、EUREKAでは、九州を拠点として活動する5人の美術家の展覧会を開催します。
本展は、熊本で作品制作をしている原口勉(アートホーリーメン)さんのプロジェクトです。
 
「2016年に熊本から九州全体に向かう断層から巨大な地震が続発し安逸な日常を破壊したが、
精神の底には茫洋たる 光景が広がり始めた、それは精神の風景であった」   原口勉
 
2016年4月に発生した熊本地震を経験したことから、自然と人間精神の関係性と地域性を考えるプロジェクトが動き出しました。
被災者でなくては知りえない事実や視点、感情そして教訓。彼らだからこそ、語ることができるたくさんの物語がここに現れます。
 
9日(日)15:00より参加作家によるアーティストトーク
 
 
[作家略歴]
 
上野洋嗣 Hirotsugu Ueno
1984年熊本県生まれ。2008年崇城大学大学院芸術研究科修士課程修了。2007年第8回雪梁舎フィレンツェ賞展佳作。2015年損保ジャパン日本興亜美術展FACE2015入選。2017年シェル美術賞2017入選。 [主な展覧会] 2011年個展「上野洋嗣展」(コレクションOMO)、2018年個展「Biography」(崇城大学ギャラリー)
 
浦川大志 Taishi Urakawa
1994年福岡県生まれ。2013年九州産業大学芸術学部卒業。2015年第24回英展~半径3メートル~優秀賞。2018年VOCA展2018年大原美術館賞。 [主な展覧会] 2017年「感性の生まれいづるところ」(九州芸文館)2018年「新しい平面作家その一部コアー梅沢和木、浦川大志、百頭たけし」(ゲンロンカオスラウンジ.東京) 2019年浦川大志&名もなき実昌二人展「終わるまで終わら
ないよ」(熊本市現代美術館)
 
加藤笑平 Showhey Kato
1983年東京都生まれ。2005年熊本県天草に移住、2014年より福岡市在住。2006-2013年アートスペース天草在郷美術館主宰。絵画と映像、廃材、土や塩、煤や錆などを用いたインスタレーション、パフォーマンスという形態を1999年より本格的に実行し始める。 [主な展覧会] 2018年 「加藤笑平 古墳のまわりを走る」(IAF SHOP,福岡) U-39KUMAMOTO「加藤笑平 だぶるやまのは」(つなぎ美術館.熊本)
 
佐野直 Nao Sano
1987年熊本県生まれ。2011年福岡教育大学生涯スポーツ芸術課程美術領域卒業。2009-2010年イギリス・チチェスターカレッジ在籍。2010年TURNER AWARD 2010 未来賞。2017年第9回香梅アートアワード奨励賞。2018年「Displaced Art Fund」バーモントスタジオセンターにて1ヶ月滞在制作(アメリカ)[主な展覧会] 2014年個展「Nao Sano Exhibition『point rhythm』」(シゲキバ.福岡) 2019年「VOCA2019」(上野の森美術館)
 
原口勉 Tsutomu Haraguchi
1973年熊本県生まれ。2014年「第17回 岡本太郎現代芸術賞展 特別賞(川崎市岡本太郎美術館)。[主な展覧会] 2012年「HORYMANと鯱」(Bambinart Gallery.東京)、2015年「BARAMAN チル篇1/ANIMI-ZOOM」(Bambinart Gallery.東京)、2018年「アートホーリーメン展2005-2018」(熊本現代美術館)