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この度、太宰府天満宮では、平成二十二年から太宰府天満宮および宝満宮竈門神社の境内の自然、四季の移ろい、神事、人を撮り続けている二人の写真家 酒井咲帆・前田景の展覧会を開催します。

 
 

今回初めてのコラボレーションを果たす酒井と前田は、およそ四年の間に、同時もしくは、別々に太宰府へ足を運びながら、同じ被写体に向き合うこともあれば、全く違うものに取り組むこともありました。

 
 

その二人が継続的に撮りためた自然や、神事(お祭り)、人(神職)といった神社の日常の風景と対峙することは、さながら、私たちが知っているようで、知らない、神さまの居場所を探す行為のようです。

 
 

二人による写真をいろいろな切り口で編集してみせることで、同じことの繰り返しのように見える神社の営みが一転、おなただけの特別な場所への入り口となるかも知れません。