インパクトシリーズ2014.vol.3として近藤祐史彫刻展を開催いたします。
彫刻展では鋳金、木彫、鉄などの作品を多く見てきましたが、
近藤はセメントを素材に使用しています。
近年は近藤自身の分身のような塑像作品が話題になっています。
作品が放つ鈍く黒い微かな光が観るものをとらえてその場にとどめてしまう。
作者と観るものとの想像力の出会いは在るものを大きく超えて膨らんでいくと思われます。
暗い畏れを与えるのではなく、人はこうも生きているということを指し示す沈黙。
彫刻について考えるいい機会になればと思います。
アートスペース貘 小田律子
□ 関連イベント
10月18日[土] 19:00-21:00
トークセッション | 近藤祐史×原田伸雄(舞踏家)
進行: 元村正信(美術家)