EUREKA | 比佐水音 日本画展「キオクのカナタ」
8月4日(金)より、比佐水音さんの個展「キオクのカナタ」を開催いたします。
4日、5日は比佐さんが在廊されます!
本展は、福岡アジア美術館で開催中の「水のアジア」展の作品と対になっていますので、両方観ていただけると幸いです。
[比佐水音]
比佐水音は熊本県生まれ。現在、福岡と京都を拠点に活動しています。
空や植物などの日常の自然や生命の循環をモチーフに、心に残った幾重にも重なる記憶を、日本画の伝統的な技法と現代的な感覚で描く比佐さん。本展では、新作の大型作品と小品を発表いたします。
また、福岡アジア美術館にて開催中の展覧会「世界水泳選手権2023福岡大会記念展水のアジア」(7/1~9/3)に参加しています。この機会にぜひ2会場あわせてご高覧いただけましたら幸いです。
「日本画とは、何をもって日本画とするか。
それは決して日本的なイメージを描くことではなく
個人的には、膠と胡粉、墨、水干絵具、岩絵具と古来からの画材料を使うことを定義し
その材料は、世界中に古来からあった材料で、たまたま日本に残ったものであり、
膠彩画という表現もできると思っています。
命はどこから来て何処へ行くのか、
そんなことを考えながら制作しています。」 (比佐水音)
京都嵯峨美術短期大学日本画本科卒業後
同美術大学日本画専攻科2年間修了
現在は京都と福岡を拠点に活動中。
<展示>
1988 東京セントラル美術館日本画大賞展/東京セントラル美術館(東京・銀座)
2004~以降毎年「尖展」/京都市美術館(京都)
2005・2006・2008・2009京展/京都市美術館(京都)
2009 「九州ゆかりの日本画家たち展」/熊本市現代美術館(熊本)
2011・2013 「尖・小品展」/阪神百貨店 美術画廊(大阪・梅田)
2013 「熊本市現代美術館コレクション展vol・4来た見たクマモト」/熊本市現代美術館(熊本)
2019 熊本・香梅アートアワード受賞、アートアワード巡回展/「香梅」主催(熊本)
2023 「水のアジア展」/福岡アジア美術館(福岡)
<パブリックコレクション>
熊本市現代美術館