福岡市美術館| ソシエテ・イルフは前進するー福岡の前衛写真と絵画
「ソシエテ・イルフ」は1930年代半ばから1940年まで福岡で活動した前衛美術グループです。「古い(フルイ)」の逆さ読みで「イルフ」と名乗っていることからも分かるように、彼らはシュルレアリスムや抽象芸術といった「新しい」美のありかたを探求し、実践しました。表紙《イルフ逃亡》が象徴するように、彼らは絵画・写真・工芸と各々の専門を持ちながら「イルフ」な方へと前進していました。
当館では1987年に「イルフ」の初回顧展を開催し、エスプラナード41号でも特集を組みましたが、それから30年余りが経つ今年、グループの活動を再検証する2度目の展覧会「ソシエテ・イルフは前進する」を開催いたします。
これまでの調査を踏まえつつ、福岡の前衛美術の系譜、アートコレクティブの先駆け、戦時下の青年美術家の限界など、様々な観点から興味の尽きない彼らの姿を作品・資料からご紹介します。ぜひご期待ください。
イベント名 :ソシエテ・イルフは前進するー福岡の前衛写真と絵画
開催場所 :2階近現代美術室B
開催地住所:福岡市中央区大濠公園1-6 (地図はこちら)
開催日:2021-01-05(火) ~ 2021-03-21(日)
お問い合わせ:TEL: 092-714-6051 (プラスフクオカを見たとお伝え下さい)
利用時間:09:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
お休み:月曜日/12月28日~1月4日(月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日)
料金:コレクション展示観覧料でご覧になれます。(一般200円、高大生150円、中学生以下無料)