福岡市博物館の重要なコレクションの一つに、旧福岡藩主黒田家に伝来した黒田家資料があります。

 

藩祖・黒田孝高(官兵衛・如水)、初代藩主・長政に始まり12代長知にいたる、歴代藩主ゆかりの重宝です。

 

これらは、昭和53年(1978)9月、黒田家第14代当主・黒田長禮氏の遺志にもとづき、茂子夫人より福岡市にご寄贈いただきました。

 

国宝「金印」や、黒田節でおなじみの名槍「日本号」も黒田家から寄贈を受けたものです。

 

今回の展示では、黒田家資料の中から、歴代藩主が用いた武具・甲冑等の工芸品、絵画、古文書を展示します。