柴田 高志 / 画家
Artist
柴田 高志
Takashi Shibata
私たちは普段の生活の中で意識的・無意識的にも実に多くの「形象」を脳内に取り入れている。
私は、線を重ね、形象が現れ、何かを指し示すかと思われる、その寸前で止める。
もしくは打ち壊し、否定するように線を重ねる。
そしてまた一本の線を引く所から始める。
以上の作業を延々と繰り返す。
形象の断片を材料とし、稚拙な粘土細工のようにどこにも行き着かず、何にもなりきれず、
達成も無いが、しかし脱落も赦されない。
ところが、出来上がる絵画はそれぞれの形を現し、毎回変化を呈している。
その変容する不定形を見ると、私なりの生への実感と、その向かう先の混沌へ還る空隙が垣間見えるような気もする。
そうすると、少しながら恐ろしくなり、そののちに不思議と救われたような気がして、また筆を動かす。
ステートメント
私たちは普段の生活の中で意識的・無意識的にも実に多くの「形象」を脳内に取り入れている。
私は、線を重ね、形象が現れ、何かを指し示すかと思われる、その寸前で止める。
もしくは打ち壊し、否定するように線を重ねる。
そしてまた一本の線を引く所から始める。
以上の作業を延々と繰り返す。
形象の断片を材料とし、稚拙な粘土細工のようにどこにも行き着かず、何にもなりきれず、
達成も無いが、しかし脱落も赦されない。
ところが、出来上がる絵画はそれぞれの形を現し、毎回変化を呈している。
その変容する不定形を見ると、私なりの生への実感と、その向かう先の混沌へ還る空隙が垣間見えるような気もする。
そうすると、少しながら恐ろしくなり、そののちに不思議と救われたような気がして、また筆を動かす。
私は、線を重ね、形象が現れ、何かを指し示すかと思われる、その寸前で止める。
もしくは打ち壊し、否定するように線を重ねる。
そしてまた一本の線を引く所から始める。
以上の作業を延々と繰り返す。
形象の断片を材料とし、稚拙な粘土細工のようにどこにも行き着かず、何にもなりきれず、
達成も無いが、しかし脱落も赦されない。
ところが、出来上がる絵画はそれぞれの形を現し、毎回変化を呈している。
その変容する不定形を見ると、私なりの生への実感と、その向かう先の混沌へ還る空隙が垣間見えるような気もする。
そうすると、少しながら恐ろしくなり、そののちに不思議と救われたような気がして、また筆を動かす。
略歴
1986 | 福岡県直方市生まれ |
2008 | 九州産業大学芸術学部デザイン学科卒業 |
展覧会等の活動経歴
2008 | 個展「夢の中の日常」/カフェフランジパニ(東京) |
個展「michigo!」/ART SPACE 貘(福岡) | |
個展「クロ」/九州産業大学内(福岡) |
2009 | 個展「黒と白」/九州産業大学アートギャラリー(福岡) |
個展「エピローグ」/冷泉荘(福岡) | |
個展「悪魔と踊る、天使と語る。」/ART SPACE 貘(福岡) |
2010 | 個展「 」/art space tetra(福岡) |
個展「ORIgIN」/ART SPACE 貘(福岡) | |
「ULTRA003」/青山スパイラル(東京) | |
個展「Auf takt」/gallery 月夜と少年(大阪) |
2011 | 第七回深セン水墨画国際ビエンナーレ」 /華・美術館(中国・深セン) |
第二十回「英展」/田川市美術館(福岡) |
2012 | 個展「幽明」/ART SPACE 貘(福岡) |
2013 | 個展「エルグ」/ART SPACE 貘(福岡) |
個展「第二回ドローイングとは何か 大賞受賞者展」/ギャルリー志門(東京) |
2014 | 「柴田高志×プリティーグリーン福岡店」/プリティーグリーン福岡店(福岡) |
二人展「柴田高志×安藤圭汰展」/ART SPACE 貘(福岡) | |
グループ展「大細密展」/アートコンプレックスセンター(東京) |
2015 | 個展「回帰」/ART SPACE 貘(福岡) |
受賞・入選歴
2011 | 第二回ドローイングとは何か/大賞 |
2012 | 第17回ナマイキヴォイスアートマーケット/グランプリ |
ART AWARD NEXT 2012/入選 |
2013 | 第二回宮本三郎記念デッサン大賞展/入選 |
第一回ヴァニラ画廊大賞展/入選 |
2014 | 大細密展2014/優秀賞 |
2015 | 第三回ヴァニラ画廊大賞/都築響一賞 |