faam-201405-山本二三展
時をかける少女<踏切>2006年 c「時をかける少女」製作委員会 2006

 
 
 

山本二三は1953年(昭和28年)、長崎県五島市生まれのアニメーション美術監督です。

 
 

数々の名作アニメーションで美術を手掛けて、30年以上、第一戦で活躍し続ける山本さんの画業を背景画、スケッチ、イメージボードなど約200点で紹介する最大規模の個展です。

 
 

日本のアニメーションが世界的な評価を受けていく過程で山本さんの手掛けた「美術」が果たした役割は大きい。

 

24歳で初めて、宮崎駿さんが演出する「未来少年コナン」の美術監督を務め本格的にタッグを組んだ「天空の城ラピュタ」。

 

また全身全霊を懸けて取り組んだ「火垂るの墓」。

 

さらに「もののけ姫」「時をかける少女」など数多くのアニメーションを手掛けている第一人者です。

 
 

精密さを持って描かれた山本さんの背景画を鑑賞し、アニメーションキャラクターを重ねて観ていただければ幸いです。

 
 

※最終日6日(日)は18:00まで

 
 
 

主 催: 毎日新聞社 TVQ九州放送